Energy チームインフェルノ
署内で異端な者ばかり集めた特殊小隊。

ルシファ

「キケンの誘いには乗らないぞ! 断固として!」

馬鹿で短気だが、根は仲間思いで弱い者の味方。
外見からくるイジメにも耐え、現在はインフェルノで苦労しながらも楽しく過ごしている。
基本的にトラブル体質でおっちょこちょい。そしてキケンのイライラの発生源。おまけにイライラのはけ口。
重力を操る能力を駆使し、過酷な任務を勝ち抜いてきた。しかし基本的な戦闘能力は周りに劣る。
なおルシファの過去の事は誰も知らない。ルシファ自身記憶がすっぽり抜け落ちているらしい。
愛称(主にキケン)は「バケモノ」である。

ギルファ

「俺に歯向かう者は、誰一人として生きて帰さん」

ルシファに一定量の怒りや痛みが溜まると、突如ギルファに変貌する。
ギルファに変わると、ルシファとは比べ物にならない力が溢れてくる。
性格は冷酷、冷静になり敵と見定めた相手を地面のシミになるまで叩きのめす。
兎に角全てにおいて最強を誇る形態。その代わり、ルシファに戻ると一時的に気絶する。
それもそのはず、ギルファは普通のルシファでは考えられない運動量をこなしているから。
何故ルシファがギルファになるかは、解明されていない。因みにルシファはギルファ時の記憶が無い。
他の者もルシファを気遣い、ギルファの事を口にしないので、本人は何も知らない。
戦闘センスや重力の威力はルシファの軽く10倍、そして格闘能力や知識なども付く。
その為重力を格闘と併用して使うことが多く、知識があるので初めての武器を握っても使いこなせる。
ルシファでは絶対出来ないような事を成し遂げる事も出来る。まさに最後の切り札といえる存在。一歩間違えば諸刃の剣。

キケン

「さてルシファ。楽しい実験の時間だ」

冷酷とも言えるほどの冷静さを持つ。IQ170という超天才の頭脳を持つ。
愛用の収納カプセルには自ら発明した機械が沢山入っていて、どれも科学者が舌を巻くような凄い代物ばかり。
パソコンのプログラミング関係もお手の物。
尚、ルシファには随分厳しいが、それがキケンなりの友情表現だとも言える。
運動神経があまり良く無いので、戦いになった時先頭に立って戦うという事は無い。
だが兵器や爆発物関係の扱いは天下一なので、援護射撃やその他爆撃などの操作を任せておけばかなり心強い。
指揮力があるので屋内から仲間へ情報を送ったり、動作を指示する力もある。
ただしの剣やハンマーなどの武器の扱いには滅法弱いので、単独で戦うと案外力が無い。侵入系ミッション時には必ず介入している。

オーランジ

「あまり調子に乗らないでくれ。力加減ができん」

キケンと似たような冷静さを持つがキケンとは違い少しだけ軽い。武士道精神の継承者。
真剣を持つと剣に心を重ねすぎて消耗するので、普段はビームブレードを持ち歩いている。その為真剣をひとたび持てば誰も敵わない。
超人的な身体能力を持ち、コンクリートの壁を殴って崩したり、精神を集中させてリンゴを触れただけで真っ二つにするという離れ業も見せる。
ただ少し抜けていて、大真面目にやったことが笑いを取ることもある。
修行、戦闘オタクで暇さえあれば軽い訓練をしている。そのため一度話しかけても返事をしないことがよくある。
精神状態が臨界点にまで達すると動体視力、筋力、意識感覚などが一時的に大幅飛躍する「鬼人状態」になる。その際瞳孔が紫色に染まる。

ラーディアス

「こう普段見ている草にも土にもね、ちゃんとした命が……聞いてる?」

片目を覆う火傷が特徴。その為片目は盲目。一見引かれがちな外見だが本人は至って穏やか。
全ての生きとし生けるものに愛情を注ぎ、芝生を踏んで歩くことすら拒む博愛主義者。
滅多に怒ることは無いが、何気なく言う一言が毒舌な場合が多い。
運動能力も頭もそこそこ良い、だが相手に情けをかけ、隙を見せる事もしばしば。
生まれも育ちもテノーラなので、暑さには随分弱い。その代わり氷点下40℃でも平気で動けるというかなりの低温体質を持っている。
氷の能力を駆使する。他にも、氷で出来た剣『アイスバニッシュ』を使って戦う事も。アイスバニッシュでの切り傷は凍傷に変わる。
寒さにはかなり慣れているので、自らの氷の能力に抵抗を持つ事も無い。攻撃の範囲が広いので仲間を巻き込みやすい。
地域によって活躍したりしなかったりするので使いどころが難しい。

テンライ

「あ、酒が切れたのう。ルシファでもパシるか」

アルティズのウルフバレーに存在すると言われる絶滅危機の狼カービィ。
酒を一日に二瓶は飲み干す。酒には強いが、いざ酔うとなると恐ろしい酒乱に変貌する。
目は鋭く、視力は両目とも4.5という化け物。喋り方に方言のような特徴があり、気性が荒い。しかし涙脆く、感動しやすい。
身体能力がオーランジと並ぶほど高い。足の速さは100mを7秒台という恐ろしい奴。
狼特有の爪や牙などを使って攻撃する。その長い爪は殺傷力抜群で、一突きで鉄板をも綺麗に貫通する。
しかし傷つきやすいので一日一回の手入れは必須。後衛では何もできないので、前線で爪や牙を振り回して獣のように戦う。
視力、聴力がいいのでスパイ関係のミッションに介入する事が多い。狩りに慣れているので、静けさを要求される戦いには持って来いの逸材。

リホン

「今日の隠し味はヴァルキリカマキリの卵アルよ。ボクが作ったラーメンはお残し禁止アル」

チャイナクロノで生まれる。全体的に異端な雰囲気を醸し出している。
容姿、口調共に変わっていて、よく注目を浴びる。突拍子も無く変わった事を偶にやるが持ち前の鈍感さと天然さで大体笑って見過ごしてもらえる。
趣味は料理。味は格別だが、生まれ故郷の珍妙な材料を料理に混ぜ込む事が多々あり、食べる側は苦労する。得意料理はラーメン。
全てにおいて特徴的なので、署内では中々の人気を誇る。
性格は人思いで温厚。そして先ほども言ったように鈍感&天然。因みに言葉の語尾には必ず「〜アル」が付く。
リホンは「コピーの素」を使わなくてもファイア能力が使え、それに加えて格闘能力が優れているため戦闘では心強い。
ファイアには、普通に吹いて攻撃したり、体に纏ったり、広範囲を火の海に変える等、様々な使い道がある。
基本戦闘能力がオーランジの次に高いので、様々なミッションに介入する。

アクセル

「規律? そんなもん爆速の法則の上では無力ゥゥゥゥ!」

爆速な男。とにかく走る関連の事が大得意。いつもハイテンションで落ち着くことはあまり無い。
口癖は「グランプリィ!」「チャンピオン!」「一等賞ー!」などなど。ルシファ、テンライとつるむことが多い。
何らかのレース大会があると、必ず参加し優勝をさらっていく。通称「爆速チャンプハンター」。
体の中に巨大なエネルギーを作る器官が生まれつき存在する。
それに加えて先天性のバーニング能力を組み合わせて、強力な爆発と共に音速とも呼べるスピードで移動することが出来る。
突進×炎の威力は最強で、本気を出せばビル三つを貫通して一気にぶっ壊す事も可能。
だがスピードがスピードなので、時々大きな反動を受けて吹っ飛ぶ事もある。本人は音速に慣れているため負担らしい負担は無いようだ。
この「メテオチャンピオン」(本人命名)を体に受けてまともに立っていられるものは、この星の中でも極少数しかいないだろう。

 


篝火
最強、そして最凶の犯罪者集団。今日も己を満たすために人を殺める。
無抵抗な一般人は決して殺さないルールがある。

カノン

「あー……人を斬るのって、なんでこんなに……気持ちいいんだろうな」

三色違うオッドアイの三つ目が特徴的な篝火のメンバー。
一度Energyのリーダークラスの者にミッションのターゲットとされ殺されたが、何らかの経路を辿ってこの世に戻ってくる。
武器は流麗で向こうの景色を映し出すほど薄い刀「ブレード:ルナ」。切れ味は抜群で、血糊を寄せ付けない加工が施されている。
三つの目それぞれに力を温存しておき、利き目の魔力が少なくなったら三つ目がローテーションし、
再び魔力が体に戻ってくるマガジンアイズという能力を持っている。
カノンが今までに負けた相手は、1000人近い人数の中、二人しかいないという。
混沌のエネルギーの扱いも上手く、それがカノンの力に拍車をかけている。

ガンテッド

「それがお前の正義か。残念ながら俺の正義とは相反するようだ」

暗い色で構成された篝火のリーダー。篝火を立ち上げ、今もその頂点に立つ男。
無駄な殺生をしない篝火のリーダーらしからぬ性格。それどころか、道で泣いている子供に手を差し伸べたり、
裏路地で捨てられている子猫を持ち帰ったりと、かなり優しい面を持つ。
しかし殺しになると態度は一変、容赦なく急所を狙い撃ちし、容赦なく殺し去っていく。なぜ犯罪の道に走ってしまったのかは、明かされていない。
指揮力があり、騒ぐメンバーを一喝して纏める事が上手い。
銃の扱いに関してはスペシャリスト。昔からの友人が死に際に渡した物らしい。
その双銃を使い、どんな強大な相手も急所を二度だけ撃ち、絶命させる。別名『黒弾の速撃手』。
戦闘はもっぱら後衛、最後尾からでも的確に狙いを定められる。

リプト

「カノンとビリーうるさい! 今ガンテッドが本読んでるから静かにしてー!」

篝火唯一の女性、紅一点。
隠された目は生まれた時から悪く、邪魔だから隠してしまったらしい。
故によく転んだり上手く付いて来れなかったりするが今ではもう慣れ、魔力を体で感じながら日常を暮らしている。
目の見えない事から貴族の家族に捨てられ、行く当ても無く彷徨い続ける。
そしてガンテッドに拾われ、篝火を立ち上げるきっかけとなる。その時からガンテッドを慕い、今も金魚のフンの様に付きまとっている。
夢は「いつか目を良くして、ガンテッドを見ること!」らしい。穏やかで温和な性格の彼女は篝火の癒し系となっている。
今時少ない純粋な魔法使い。生まれた時から魔法に敏感で、目が見えない代わりに視覚以外の感覚が空気中の魔力を察知するのに長けている。
(彼女には魔力の味、音、匂いが分かるらしい)
自ら攻撃呪文を使って相手を攻撃する事は少ないが、仲間のピンチの時に補助魔法や回復魔法を使う事がメイン。
殺しは好きじゃないが、ガンテッドの為を思ってやっているらしい。魔力のコントロールは大陸一と言っていいほど正確。

ビリー

「デケェ目ダロ? ミンナ、コレヲミテ、ニゲルモンダカラ、オレハソイツラヲ、ヒトリノコラズ、キッテイク、コトニシタノサ」

その不気味な風貌は誰もが一目見た瞬間絶句する。
実態は遠くの大陸に存在すると言われるワドルドゥとも言われている。性格は残忍で我侭。
その風貌から「人が逃げる」と散々言われ、社会で生きる事が出来なかった為、篝火で社会への復讐心を燃やしている。
チーム内でもトラブルを起こしやすい。しかしその力は本物、大きな大剣は一振りで最大五人の命を奪う事が出来る。
口調は乱暴、乱暴に乱暴の連続。篝火の団員も多少困っているが、同じような境遇に立ったものとして受け入れる。
愛刀の立華刀はとにかく重たい剣。総重量1.5tはあるその刀を、ビリーは片手で意図も簡単に振り回している。
先程も触れた通り、その一振りは尋常ではない。厚いコンクリートの壁を『砕き』、小動物に当てれば体が粉々に吹き飛ぶ。まさに斬るより砕く方に強い刀。
前線で、その重い刀を振り回しながら毎日の鬱憤を晴らしている。

 


獣牙屋
Energyの味方。ピンチの時にやってくる。

タマ

「どいたどいた、獣牙屋の参上だ! 俺たちが来たからには悪はニャに一つ残さん!」

「獣牙屋」という二人組みの一人で、白猫の風貌を持ったカービィ。ねじりハチマキを巻いている。
本人は虎だと主張しているが、喋る際に「な」が「ニャ」に変わることから周囲からは猫に見られている。
相手の体感する1秒の間に12秒間動くことができ、自分の視界はとてもゆっくりになる。
一歩動くたびに筋肉に激痛を伴うが、隙だらけの相手を徹底的に攻撃できる絶好のチャンスである。
性格は子供っぽく、少し意地が強い。
Energyと契約を結んでおり、もしもの時の助っ人となる。

ラージフィールド

「あーあーそんなに動くとまたハチマキほどけるよ……僕が何回直したと思ってるんだよ……」

片目を隠す布が印象的な兎のカービィ。タマと共に「獣牙屋」を組んでおり、タマの弟分的な存在でもある。
隠された目は「真理の眼」と呼ばれ、ラージフィールドが幼い頃から意思を持っており、いつでもラージフィールドに語りかけてきた。
孤児院で暮らしていたラージフィールドは無意識に眼を兄と認識し、友達も作らず眼とばかり会話をしてきた。
真理の眼は空気中に漂う残留思念を視界にあるだけ残さず読み取り、自分の経験に加算する力を持つ。
その為ラージフィールドは周りに居るものの全ての考えが読み取れてしまい、それが発端になってある日喧嘩を起こしてしまう。
同じ孤児院の子供を傷つけてしまったラージフィールドを真理の眼は「殺せ」としきりに煽り、その日からラージフィールドは眼を憎むようになった。
そして思い切って眼を抉り取ってしまおうとしたが失敗、深い傷が残ってしまった。
心理の眼はそれ以来意識を消し話しかけてくることを止めたが、ラージフィールドは布でその眼を隠すことに決めた。
能力はタマと同じなので割愛する。心理の眼の力はまだ残っており、特別な時に布を外し対象の思考を先読みし素早い動きで翻弄する。
しかし莫大な量の情報が脳に記録されパニックを起こし、興奮状態に陥ってしまう。普段は控えめで、受け気味。

 


鬼来(キラ)
指折りの情報屋。国家機密から旦那のへそくりまで徹底的に調べます。

トロイ

「とりあえず、ここから先にアクセスするといろんな所から追跡される。だから替え玉を使う」

半ば引きこもりの水色カービィ。黒ぶちめがねとニット帽を愛用している。
鬼来の一員で、戦略や情報を纏めたりする役割を担っている。
普段はナナのマンションに居候しており、中でネットばかりしている。
しかしネットといっても裏のサイトで情報をくまなく集めたりと、鬼来に与える役割は大きい。
常に冷静を装っているが人情に対する対応はうぶで、ナナをやきもきさせている。
運動能力は無いに等しいが、幼い頃からヨーヨーをやっているので彼の主戦力になった。

ナナ

「あっ、そー。あたしパソコンのこととか分かんないから、頑張ってね♪ 帰りにケーキ買ってきてあげる!」

鬼来の一員であり大人気モデル。シトラスグリーンのカービィ。
年収は一億を超えており、故に高級マンションに住む。
仕事と生活の折り合いをしっかりと付けており、芸能界では自分のプライバシーを徹底的に隠す。そのミステリアスな魅力からファンクラブが多数存在する。
鬼来の取引決定権、そしてリーダーの役割も担っている。
密かにトロイに思いを寄せているが、当人は全く気づいておらず、常に気を妬いている。
巨大な音叉のようなものを所持している。普段は部屋に隠しているが、必要な時にはその音叉から発せられる波動で特定の相手を計画的に洗脳する。
(波動は最大で500m届き、対象に「何時何分に何々に気づかれないように何々の情報を電話で伝える」と言ったとても細かい指示を与えることが可能。
洗脳は特定のキーワードで始まり、特定のキーワードで解け、話した記憶も全て消える。「月は今日も綺麗です」など)

レオンズ

「大漁だぜ。○○商事もしょぼいなぁ。あんな手薄な警備でバレねぇと思ってやがるよ」

カメレオンとカエルを足したような風貌が特徴のカービィ。黄色いバンダナを巻いている。
鬼来の原動力の半分を担っており、スパイなどの実行動を役割にもつ。
足の裏には音を吸収する吸盤、暗くてもしっかり見える目、壁越しでもしっかり伝わる耳、粘着力のある舌、
ぶら下がれたりできる力のある尻尾、自由自在に色を変える肌、一度見たものに姿を変えることのできる細胞…と、スパイにはこれ以上ないほどの要素を持ったスパイの中のスパイ。
臭いが意外とあるので注意を必要とするが、大抵の相手は気づかずに素通りしてしまう。
しかし戦闘に関しては全くの無力で、もし相手側に見つかれば50mは伸びる長い舌で一気にどこかへ逃げるしかない。
ナナのマンションでメンバーの二人と一緒に暮らしているが、大抵どこかへ出張している。

 


その他
作品にスパイスを加えます。素敵な脇役たち!

バゴーフェン

「ここの団子はダメだ! 次行くぞイバラ」

黒い体にオレンジの足。耳のような角のような物が二本伸びており、ボコボコした尻尾もある。
普段はイバラと自由奔放な旅をしているが、戦闘に入ると豹変する。ダークマターの原材料をそのままエネルギー体として飛ばす。
鋭さや大きさなどが調節可能で、皿のように平べったく鋭いものや、岩のように大きく重量のあるものも自由に作れる。
本気になると角が伸び、宙に根を張るように先に行くにつれ細く角が枝分かれしていく。
そこからエネルギーを吸収し体に常に送り込む。ただし移動が困難になる。
大雑把で楽しいこと好きな性格。しかし冷静さも持ち合わせ、ルシファのように猪突猛進ではない。

イバラ

「まだ私が食ってるから、それまで待て。せっかち者め」

白い体に片目の空いた甲冑のような物を被っている。
性格は真面目で、キケンと馬が合う。
武器は腰の「棘(いばら)」という名の細い剣で、これを振ると剣先の剣圧を一分間空中に固定させておくことができる。
沢山の剣圧が相手を苦しめる姿から棘と名づけられた。
この剣圧はイバラの意思で一斉に爆散させる事も可能。これにより大きなダメージが期待できる。
普段はバゴーフェンと共に旅(団子巡り)をしている。

ピエロ・テン

「お値段次第でなんでもやっちゃうヨ。ピエロはなんでもできるんだ」

赤と青の先割れ帽子に、舞踏仮面のような物を付けた白いカービィ。
普段は一人でなんでも探偵のような仕事をしている。
一度大陸中を回った経験があり、至る所に自分の「紋章」を染み込ませてきた。
その紋章はピエロの発する電波のような物に反応し、その紋章から半径5kmの情報を送る。
その為索敵はお手の物。不意をつく作戦が得意である。
また空間上にジグソーパズルの模様を生み出し、その空間を「外す」事によって移動やアイテムを取り出すことができる。
ひょうきんで現金な性格。揚げ足を取ることが上手い。

クサナギ

「……じゃあ、今月は篝火の懸賞金で過ごすか」

賞金首であり賞金稼ぎ。情がなく冷酷だが金への執着は大きい。
莫大な金を得るためなら他人の力を借りることも厭わない。
「千の型を持つ男」として名が通っており、相手の行動を不能にするような鋭い体技が戦闘の主体。故に高い身体能力を持つ。
昔医師をやっていた事により、体中のあらゆる仕組みを理解している。死人を一時的に生き返らせることもできる(限度はある)。
技はいずれも色に関係しており、色の濃さが増すたびに攻撃の重さも上がっていく。

櫻凱(オウガイ)

「ここの桜はいいなぁ。艶があってアダルティだぜ!」

花見が大好き。南だろうが北だろうが花見があればどこへでも行く。
年齢的にはまだ若いのだが、口調がおっちゃん。
持っている武器の名前は紫鱗・瑪瑙肌(シリン・メノウハダ)
瑪瑙の岩肌を丸ごと剥ぎ取った武器で、これを豪快に振り回して敵をばっさばっさと切り払う。
何故瑪瑙なのかというと「オーラが分散しにくいから」らしい。振る度に散る桜色のオーラの破片は、まさしく桜吹雪そのもの。
使う技も桜に関連している技が多い。
因みに、桜凱という名前は偽名らしい。

エリオット

「邪魔だよ……とっととのかないと殺す」

黄土色のカービィで、頭に羽の装飾とニット帽を被っている。
極度の面倒くさがりやだが血の気が多く、強い相手を前にすると体を巨大な化け物のような形に変えて相手を圧倒的な力で粉砕する。
その異型な体には学習能力が備わっており、戦闘中であろうと進化していく。
この体の詳細は一切不明。エリオットも幼い頃の記憶が消えている。
熱エネルギーを剣などの固形物に変える力も持っている。木の上で昼寝をしながら迫る敵を瞬時に串刺しにするのが日課である。

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